副葬品には制限がある?棺に入れられなかった愛用品はお焚き上げで供養

副葬品とは

副葬品とは死者を弔う際、あるいは死後に必要と考えられたために、共に埋葬される物品のことです。

副葬品は宗教や地域によって様々ですが、お花も代表的な副葬品ですし、仏教様式では三途の川の渡し賃としての冥銭や死後の世界へ旅立つ道中の食料として米や塩を棺桶に入れることが多いようです。

また「故人が生前愛用していたものを副葬品として一緒に棺に入れたい」と考えるご遺族もいらっしゃいます。考えられるのは眼鏡やスーツなど故人を象徴する品や、日記やぬいぐるみなどの思い出の品ですが、残念ながら実際にそれらを棺に入れることは難しいと思われます。

多くの地域で副葬品について制限を設けているからです。

副葬品の制限

火葬にはあまり影響がないのでは?と考えてしまいがちですが、分厚い本や布団は燃えにくいため火葬時間が長引く恐れがありますし眼鏡や腕時計などの貴金属は遺骨が変色したり損傷する恐れがあります。

またプラスチック製品や化学繊維のぬいぐるみはダイオキシンなど有害物質の発生や火葬炉の故障の原因にもなりかねない為、一緒に送りたいというご遺族の気持ちを察しながらも、副葬品の自粛を呼びかける自治体がほとんどです。

お悩み解決「お焚き上げ」

そんなご遺族のお悩みを解決する手段として『お焚き上げ』があります。

棺には一緒に入れられなかったけれど、故人の愛用品を天に送ってあげたい。

書道家として活躍された方の筆

帽子コレクターだったお父様がよく被っていたもの

亡きお母さまが集めていた人形

これらは実際に『お焚き上げ』でお引き受けした品々です。

専用の供養炉で焼却するため、副葬品にできなかったものでもお焚き上げならお引き受けできるケースがほとんどです。

お悩みの方はお気軽にご相談ください。

弊社・供養炉